アメリカ・オレゴンの 「サンリバーリゾート」から学んだ、リゾートスタイル。八ヶ岳スタイル12号
八ヶ岳スタイル12号 武田正明・和子様ご夫妻。
日本を代表するバンカーとしてニューヨークやシカゴに9年間の駐在経験があり、さらに中東などへの出張経験も多く、まさに世界を駆け巡ってきた元ビジネスマンの武田さん。「定年後は自然の豊かなところで時間を過ごしたい」という思いが昨年の夏、ついに実現。まだ八ヶ岳生活1年のビギナーだが、はやくも八ヶ岳のディープなところに目覚め、第二の人生の楽しみを満喫されている。「じっとしていられないんですよ、うちの人は。」と奥様の笑顔も素敵だ。
初めての別荘は、アメリカのオレゴンで。
「もちろんあちこちの別荘地を見て回りました。自宅のある東京(渋谷)からのアクセスのよさ。豊かな自然ももちろん大きなポイントでしたが、管理のシステムが一番しっかりしていたのが、ここ泉郷だったんですよ。」
武田さんは50歳代前半、シカゴに赴任していたとき、オレゴン州に別荘を購入した経験がある。オレゴンと言えば、住人の数よりも熊や鹿などの動物の数のほうが多いと言われるくらい、自然豊かな西海岸北部の州。映画「スタンド・バイ・ミー」の舞台にもなった北西部の街は、シカゴから飛行機で3時間くらいの旅になる。もちろん雄大な自然の魅力もさることながら、武田さんが一番納得したのは、アメリカならではの合理的な別荘地の管理システムだったという。
「実は今でも所有していますが、毎月管理レポートが届くんですよ。建物の管理はもちろん、利用者への貸し出し状況も。メンテナンスの費用にどれだけかかったとか。500ドル以上かかるときはメールが来ますから、すぐに返事をするんです。そうするときちんと対応してくれる。我々オーナーもある程度の経費はかかりますが、投資した以上の収益が必ず生まれるように運用してくれるので、安心して任せていられます。」
今でも1年に1回はオレゴンの別荘へ行き、10日間くらいは滞在する生活を送っているという。